【Unity】古のGUIでお手軽デバッグメニューをさくっと作る

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はじめに

デバッグ用にゲーム内時間を早送り・倍速再生できるようにしました。その際に、古くからあるGUIを使うとオブジェクトを用意することもなくコードだけで完結するのでお手軽でした。さらにGUIのスクロールビューを使用することで、デバッグメニューとして拡張しやすいように整理しました。その時のまとめです。

[Debug]ボタンでスクロールビューの表示/非表示が切り替えられます
  • ポイント
    • 使わない時は閉じておける
    • コードだけで完結している
    • 無駄なオブジェクトを作らなくて済む
    • リリース時に停止や削除など管理がラク

Unity 2021.3.4

手順

サンプルコード

using UnityEngine;

public class DebugManager : MonoBehaviour
{
	//スクロールビュー内のコンテンツの数
	//========================
	const int Index = 6;
	//========================

	//Rectサイズの規格
	const int Margin = 50;
	const int Width = 500;
	const int Height = 100;
	//コンテンツの規格サイズ
	Rect contentRectSize = new Rect(Margin,Height,Width,Height);
	//コンテンツを並べる用の配列
	Rect[] contentRects = new Rect[Index];

	//スクロールの位置更新用
	Vector2 scrollPosition = Vector2.zero;
	//スクロールビューの表示範囲
	Rect position = new Rect(Margin,Height * 2,Width + Margin,Height * 5);
	//スクロールビュー全体の範囲 
	Rect viewRect = new Rect(Margin,Height,Width,Height * Index);

	//スクロールビューの表示切り替え用
	bool show;

	void Start()
 	{
		//コンテンツのサイズを代入、位置Yを更新して並べる
		for(int i = 0; i < Index; i++)
		{
			contentRects[i] = contentRectSize;
			contentRects[i].y *= i+1;
		}
	}

	private void OnGUI()
	{
		//ボタンとボックスがGUIStyleになるように設定
		GUIStyle stylebutton = GUI.skin.GetStyle("button");
		GUIStyle stylebox = GUI.skin.GetStyle("box");
		//ボタンとボックスの fontSize変更
		stylebutton.fontSize = 40;
		stylebox.fontSize = 40;

		//スクロールビュー表示切り替えボタン
		if(GUI.Button(new Rect(Margin,Margin,Width,Height),"Debug"))
		{
			show = !show;
		}

		if(!show) return;

		//スクロールビューの開始位置
		scrollPosition = GUI.BeginScrollView(position,scrollPosition,viewRect);

		//タイムスケールの表示
		GUI.Box(contentRects[0],$"time scale: {Time.timeScale}");

		//1倍速 ボタン
		if(GUI.Button(contentRects[1],"x1"))
		{
			Time.timeScale = 1;
		}
		//再生 加速 ボタン
		if(GUI.Button(contentRects[2],">"))
		{
			Time.timeScale += 0.5f;
		}
		//再生 減速 ボタン
		if(GUI.Button(contentRects[3],"<"))
		{
			if(Time.timeScale > 0)
				Time.timeScale -= 0.5f;
		}

		//以降は上記要領でデバッグ機能を追加
		GUI.Box(contentRects[4],"etc");

		if(GUI.Button(contentRects[5],"etc"))
		{
		}

		// スクロールビューの終了位置
		GUI.EndScrollView();
	}
}

コード説明

//スクロールビュー内のコンテンツの数
//========================
const int Index = 6;
//========================

スクロールビュー内部のコンテンツの数です。 デバッグ機能を増やすごとに「Index」も増やしてください。

//Rectサイズの規格
const int Margin = 50;
const int Width = 500;
const int Height = 100;
//コンテンツの規格サイズ
Rect contentRectSize = new Rect(Margin,Height,Width,Height);
//コンテンツを並べる用の配列
Rect[] contentRects = new Rect[Index];

スクロールビュー内部のコンテンツのRectサイズと配置用の配列です。Rectサイズが複雑になりがちなので先に規格を決めてしまいます。

//スクロールの位置更新用
Vector2 scrollPosition = Vector2.zero;
//スクロールビューの表示範囲
Rect position = new Rect(Margin,Height * 2,Width + Margin,Height * 5);
//スクロールビュー全体の範囲
Rect viewRect = new Rect(Margin,Height,Width,Height * Index);

スクロールビューの表示範囲などを設定しています。実際に見ながら調整したい場合はpublicやSerializeFieldをつけてInspectorから調整します。

//コンテンツのサイズを代入、位置Yを更新して並べる
for(int i = 0; i < Index; i++)
{
contentRects[i] = contentRectSize;
contentRects[i].y *= i+1;
}

コンテンツが縦に並ぶようにStart()で配列を調整しています。

//ボタンとボックスがGUIStyleになるように設定
GUIStyle stylebutton = GUI.skin.GetStyle(“button”);
GUIStyle stylebox = GUI.skin.GetStyle(“box”);
//ボタンとボックスの fontSize変更
stylebutton.fontSize = 40;
stylebox.fontSize = 40;

デフォルトでは文字が小さかったのでここで調整しています。いくつか試したのですがGUISkinからbuttonとboxを引っ張ってGUIStyleに置き換える方法がお手軽かと思います。下記公式を参考にしました。

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カスタマイズ - Unity マニュアル Unity の IMGUI システムは、主に開発者ツールの作成とインターフェースのデバッグ向けとしていますが、IMGUIはカスタマイズと多様なスタイルへと変更することができます。...

//スクロールビュー表示切り替えボタン
if(GUI.Button(new Rect(Margin,Margin,Width,Height),”Debug”))
{
show = !show;
}

if(!show) return;

スクロールビューを閉じたり開いたりできるようにしています。

//スクロールビューの開始位置
scrollPosition = GUI.BeginScrollView(position,scrollPosition,viewRect);
~~~
// スクロールビューの終了位置
GUI.EndScrollView();

「GUI.BeginScrollView」と「GUI.EndScrollView」で囲むことでスクロールビュー内に収めることができます。

//1倍速 ボタン
if(GUI.Button(contentRect[1],”x1″))
{
Time.timeScale = 1;
}

ボタンを押した時の処理を記載しています。

//以降は上記要領でデバッグ機能を追加
GUI.Box(contentRects[4],”etc”);

if(GUI.Button(contentRects[5],”etc”))
{
}

以降は、デバッグ用に追加したい機能があれば「Index」を増やして、「GUI.Box」や「GUI.Button」を使って追加してください。

参考

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Qiita
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